みなさんこんにちは。あえて話題に上げます。
「マンション基礎杭のデータ改ざん事件」
世間を騒がせていますが、当然、我々の業界でも話題に上がります。
未だにこんな事が行われているとは、非常に残念な事です。
大手だから安心という常識は通じなくなりました。
謝罪会見も不安を煽ることばかり・・・。
また「担当者」の個人責任として終わらせたいという意図が垣間見えます。
組織としての問題意識が希薄に感じます。
これだけの大問題なので、個人情報も超法規的措置で対応するぐらいの
気構えが欲しいものです。
会見で泣いて見せても、本当に泣きたいのは消費者なのだから。
根本には、工期を詰める業界全体の悪しき慣習があると思います。
新学期前の、3月末に引き渡すために逆算して工期を急がせる・・・。
決算対策で、早く資金を回収したい・・・。
→ いつまでに、是が非でも完成させろ・・・是が非でもっ!
無茶な計画でしわ寄せがいくのは、下請け・孫請け会社とその社員達とその家族です。
そして最終的にババを引くのが消費者とうことです。
大規模集客施設の場合、万が一の場合の被害は甚大です。
また、分譲マンションの購入者は、人生最大の勇気を持って購入を決断します。
長期間の住宅ローンを抱え、必死に支払中の方もいるのです。
企業の怠慢や、都合を押しつけられたらたまりません。
改めて「お客様の方を向いて仕事する事」が大切だと・・・・。
つくづく痛感します。