こんにちは橋本です。
王羲之の名著「蘭亭序」西暦353年に
会稽山陰の蘭亭において曲水の宴を
催した時の主催者した王羲之が書いた序文です。
曲水の宴には、時の名士42名がはるばる
集まり宴を催したそうです。
宴は曲水に杯を浮かべ、
杯が流れつくまでに詩ができない者は
罰として杯の飲むというものでした。
宴を主催した王羲之はこれに感激し序文を書いたのが、
名作中の名作「蘭亭序」です。
この「蘭亭序」はその著名さから様々な逸話があり、
筆は鼠鬚筆(鼠のひげを集めた筆)が用いられたとか、
ほろ酔い気分で書いたので、
酔いがさめてからしっかり書こうとしたが、
これに勝るものが書けなかったとか等々。
この「蘭亭序」を手にした唐の皇帝太宗は
陵墓である昭陵に自らの棺にこれを副葬させたのです。
いまなお「蘭亭序」は唐の太宗の遺骨とともに
眠っているそうです。
「王羲之」
「蘭亭序」
唐の皇帝「太宗」